【JavaScript】 書籍「改訂3版 JavaScritp本格入門」の全体像

IT
本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告を利用しているものがあります

こんにちは。
「勉強はまずは全体像から」ということで、書籍「JavaScript本格入門」の目次を記します。
目次を見て、Javascriptで何が出来るのかざっとイメージを作ってから始めましょう。
細かいコードを覚えても、時代の流れやアップデートで変化していきますので、細かい所には時間をかけ過ぎないことを意識しましょう。

私は、書籍「独習 JavaScript」と本書籍の両方を使い勉強を始めました。
個人的には、「独習 JavaScript」を2,3回ざっと勉強した後に、本書を読むことで点と点を繋がっていくので、”独習”からの”本格入門”をオススメします。

「独習JavaScript」の方は「JavaScript本格入門」の目次には記載が無い機能を紹介しているので、そちらも確認してみると良いかと思います。

  1. イントロダクション
    1. JavaScriptとは?
    2. 標準JavaScript「ECMAScript」とは?
    3. JavaScript実行環境のもう1つの選択肢 – Node.js
    4. JavaScriptアプリを開発/実行するための基本環境
    5. ブラウザー付属の開発者ツール
  2. 基本的な書き方を身につける
    1. JavaScriptの基本的な記法
    2. 変数
    3. データ型
  3. 値の演算操作を理解する – 演算子
    1. 演算子とは?
    2. 算術演算子
    3. 代入演算子
    4. 比較演算子
    5. 論理演算子
    6. ビット演算子
    7. その他の演算子
    8. 演算子の優先順位と結合即
  4. スクリプトの基本構造を理解する – 制御構文
    1. 制御構文とは?
    2. 条件分岐
    3. 繰り返し処理
    4. ループ制御
    5. 制御命令のその他の話題
  5. 基本データを操作する – 組み込みオブジェクト
    1. オブジェクトとは?
    2. 文字列を操作する – Stringオブジェクト
    3. 数値リテラルを操作する – Numberオブジェクト
    4. 日付/時刻値を操作する – Dateオブジェクト
    5. 値の集合を管理/操作する – Arrayオブジェクト
    6. 連想配列を操作する – Mapオブジェクト
    7. 重複しない値の集合を操作する – Setオブジェクト
    8. 正規表現で文字列を自在に操作する – RegExpオブジェクト
    9. その他のオブジェクト
  6. 繰り返し利用するコードを1ヶ所にまとめる – 関数
    1. 関数の基本
    2. 関数を定義するための3種の記法
    3. 変数はどの場所から参照できるか – スコープ
    4. 引数のさまざまな記法
    5. 関数呼び出しと戻り値
    6. 高度な関数のテーマ
  7. JavaScriptらしいオブジェクトの用法を理解する – Objectオブジェクト
    1. オブジェクトを生成する
    2. オブジェクトの雛形「プロトタイプ」を理解する
    3. すべてのオブジェクトの雛形 – Objectオブジェクト
  8. 大規模開発でも通用する書き方を身につける – オブジェクト指向構文
    1. クラスの基本
    2. 利用者に見せたくない機能を隠蔽する – カプセル化
    3. 既存のクラスを拡張する – 継承
    4. アプリを機能単位にまとめる – モジュール
    5. オブジェクト指向構文の高度なテーマ
  9. HTMLやXMLの文章を操作する – DOM(Document Object Model)
    1. DOMの基本を押さえる
    2. クライアントサイドJavaScriptの前提知識
    3. 属性値やテキストを取得/設定する
    4. フォーム要素にアクセスする
    5. ノードを追加/置換/削除する
    6. より高度なイベント処理
  10. クライアントサイドJavaScript開発を極める
    1. ブラウザーオブジェクトで知っておきたい基本機能
    2. デバッグ情報を出力する – consoleオブジェクト
    3. ユーザーデータを保存する – Storageオブジェクト
    4. 非同期通信の基本を理解する – Fetch API
    5. 非同期処理を手軽に処理する – Promiseオブジェクト
    6. バックグラウンドでJavaScriptのコードを実行する – Web Worker
  11. 現場で避けて通れない応用知識
    1. コマンドラインからJavaScriptコードを実行する – Node.js
    2. アプリのテストを自動化する – Jest
    3. フロントエンドアプリの開発環境をすばやく立ち上げる – Vite
    4. JavaScriptの「べからず」なコードを検出する – ESLint
    5. ドキュメンテーションコメントでコードの内容をわかりやすくする – JSDoc

イントロダクション

JavaScriptとは?

標準JavaScript「ECMAScript」とは?

JavaScript実行環境のもう1つの選択肢 – Node.js

JavaScriptアプリを開発/実行するための基本環境

ブラウザー付属の開発者ツール

基本的な書き方を身につける

JavaScriptの基本的な記法

変数

データ型

値の演算操作を理解する – 演算子

本章ざっくりとした概要

四則演算、変数への値の代入、比較、AND/ORの論理値の操作方法の詳細が記されています。

演算子とは?

算術演算子

代入演算子

比較演算子

論理演算子

ビット演算子

その他の演算子

演算子の優先順位と結合即

スクリプトの基本構造を理解する – 制御構文

制御構文とは?

本章のざっくりとした概要

一般的なプログラムの構造は大きく3つに分類されます。

この3つに該当する制御構文が以下で、各詳細が記されています。

■選択
・if…else
・switch
■反復
・while/do…while
・for/for…in/for…of
・break/continue
■その他
・try…catch…finally
・throw
・debugger

条件分岐

繰り返し処理

ループ制御

制御命令のその他の話題

try…catch…finally命令に関しては、書籍「独習JavaScript」の方が分かり易いです。
独習では、フローチャートもあるのでイメージしやすいと思います。

基本データを操作する – 組み込みオブジェクト

オブジェクトとは?

本章のざっくりとした概要

特性や機能を持った高性能な箱がオブジェクトで、JavaScriptはオブジェクトを中心にコードを組み立てるオブジェクト指向言語です。
自分で作成するオリジナルのオブジェクトに対して、インスタス化で複製しながら組み立てていきます。
しかし、オリジナルには「組み込みオブジェクト」と呼ばれるJavascriptに標準で組み込みまれているオブジェクトがあり、実は第2章のデータ型も組み込みオブジェクトに該当します。(以下赤字が該当)

データ型の種類
  1. 基本型
    数値型(Number) ←ラッパーオブジェクト
    ・長整数型(bigint)
    文字列型(string)←ラッパーオブジェクト
    論理型(boolean)←ラッパーオブジェクト
    シンボル型(symbol)←ラッパーオブジェクト
    ・特殊型(null/undefined)
  2. 参照型
    配列(array)
    オブジェクト(object)
    関数(function)

自分で作成したオリジナルのオブジェクトはnew演算子を使いインスタンス化しますが、上記赤字のJavaScript標準のデータ型は、インスタンス化無しでメソッドの利用ができます。
標準のデータ型はnew演算子を使ってインスタンス化するのは原則避けて下さい
✖:let str=new String; console.log(str.length);
〇:console.log(str.length);

組み込みオブジェクトの中でも、基本型である文字、数字、論理値、シンボルを扱うオブジェクトをラッパーオブジェクトと呼んでいます。

ラッパーオブジェクト

単なる値を包み込んで(ラッピングして)、値を操作する機能(メソッド)を付与するための役割を持ったオブジェクトのこと

標準型のデータ型ではない組み込みオブジェクトはコンストラクターを利用するので、new演算子でインスタンス化して下さい。
組み込みオブジェクトの種類については以下をご確認ください。

文字列を操作する – Stringオブジェクト

数値リテラルを操作する – Numberオブジェクト

日付/時刻値を操作する – Dateオブジェクト

値の集合を管理/操作する – Arrayオブジェクト

配列を生成するには最大限、配列リテラルを利用しましょう。

let list = [0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9];

new演算子でコンストラクターを利用すると以下のように、意味的に曖昧になります。

let list = new Array(10);
//指定サイズ(インデックスは0~9)で空の配列を生成

この場合、長さが10の配列か、10を持つ要素を持つ配列か人は迷います。
JavaScriptは前者として認識しますが、リテラル構文を利用した方がシンプルです。

連想配列を操作する – Mapオブジェクト

重複しない値の集合を操作する – Setオブジェクト

正規表現で文字列を自在に操作する – RegExpオブジェクト

その他のオブジェクト

繰り返し利用するコードを1ヶ所にまとめる – 関数

関数の基本

関数を定義するための3種の記法

変数はどの場所から参照できるか – スコープ

引数のさまざまな記法

関数呼び出しと戻り値

高度な関数のテーマ

JavaScriptらしいオブジェクトの用法を理解する – Objectオブジェクト

本章のざっくりとした概要

JavaScript、PHP、Java、Rubyなどはオブジェクト指向言語ですが、JavaScriptは他のオブジェクト指向と異なる独特の性質があります。
その性質の1つが、最初にクラスを用意することなく、オブジェクトを利用できるという点です。
本章では、オブジェクトを直接に定義し、利用する方法、そして基本的な性質を担うObjectオブジェクトについて解説をしています。

オブジェクトを生成する

オブジェクトの生成方法は3つ
  1. オブジェクトをリテラルで表現する
    →この生成方法をデフォルトで利用
  2. new演算子を使い、コンストラクター経由で生成する
    →原則リテラル(生成方法1)を優先して利用
  3. Object.createメソッドを利用
    →以下詳細な情報を設定可能
    ・プロパティの詳細情報(読み取り専用か、列挙可能かなど)
    ・オブジェクトを生成する際に元となる機能(プロトタイプ)

オブジェクトの雛形「プロトタイプ」を理解する

すべてのオブジェクトの雛形 – Objectオブジェクト

大規模開発でも通用する書き方を身につける – オブジェクト指向構文

クラスの基本

利用者に見せたくない機能を隠蔽する – カプセル化

既存のクラスを拡張する – 継承

アプリを機能単位にまとめる – モジュール

オブジェクト指向構文の高度なテーマ

HTMLやXMLの文章を操作する – DOM(Document Object Model)

DOMの基本を押さえる

クライアントサイドJavaScriptの前提知識

属性値やテキストを取得/設定する

フォーム要素にアクセスする

ノードを追加/置換/削除する

より高度なイベント処理

クライアントサイドJavaScript開発を極める

ブラウザーオブジェクトで知っておきたい基本機能

デバッグ情報を出力する – consoleオブジェクト

ユーザーデータを保存する – Storageオブジェクト

非同期通信の基本を理解する – Fetch API

非同期処理を手軽に処理する – Promiseオブジェクト

バックグラウンドでJavaScriptのコードを実行する – Web Worker

現場で避けて通れない応用知識

コマンドラインからJavaScriptコードを実行する – Node.js

アプリのテストを自動化する – Jest

フロントエンドアプリの開発環境をすばやく立ち上げる – Vite

JavaScriptの「べからず」なコードを検出する – ESLint

ドキュメンテーションコメントでコードの内容をわかりやすくする – JSDoc

コメント

タイトルとURLをコピーしました