今回のお金に関する知識は、100年以上語り継がれている大富豪のお金の考え方についてです。
古代バビロニアを舞台に、お金を貯め、守り、増やす原理原則が記載されている、
まさに現代に出版されている多くのお金に関する書籍の原点ともいうべき本です。
では、不屈の名著「バビロンの大富豪」から7つの教えを紹介します。
教え１：収入の10%を貯蓄せよ
収入の10%というと、手取り20万の人なら2万円になります。
会社員の生涯賃金は約2~3億円と言われています。
その内の10%を貯めれば2~3千万円の貯蓄が確実に作ることが出来ます。
共働き世帯であれば、その2倍の4~6千万円（準富裕層）が確実です。
1人身でも副業でその貯金が可能になります。
収入の10分の1を貯蓄をし続けられる家計が破綻することは100%ないということです。
貯めるということは、攻守ともに優れた考え方です。
考え２：欲望に優先順位をつけろ
欲望には限界がありません。
収入が多い人も低い人も、皆一様に欲望のままに従うとお金を使い切ってしまいます。
お金を使い切ることを避ける方は、
収入の10分の1を貯蓄し、残りの10分の9分で叶えられないものは諦めましょう。
優先順位つけて、本当に大切なことにだけにお金を使いましょう。
優先順位の低い支出を切り捨てても生活の満足度は低下しません。
必要経費なのか、贅沢なのか線引きすることで、お金の悩みから解放されます。
教え３：蓄えたお金を働かせよ
お金を持っている人をお金持ちと呼ぶのではありません。
「お金を増やせる仕組み」を持つ術があって初めてお金持ちと呼ぶのです。
情報が入らない昔はその仕組みを作るのが難しかったですが、
今はインターネットや金融の発達で、誰もが簡単に優良投資できる時代です。
年利3~7%も十分狙うことが可能である上、難しくありません。
あとはやるかやらないかです。
教え４：危険や天敵からお金を堅守せよ
貯めたお金は失ってはいけません。
小さいものから大きいものまで、大量の詐欺があります。
以前には、かんぽ保険の不正契約で18万件も詐欺被害があり、投資詐欺も頻発しています。
私も過去にビットコイン詐欺で多額の被害を経験しました。
騙された人はまさか自分がと言います。
貯めたお金を失わなければ、いつかお金持ちになることが出来ます。
教え５：よりよき所に住め
住居はただ安ければ良い訳ではありません。
住居は生活と密接に関係しています。
生活の幸福度は貯金を増やすモチベーションに影響しています。
但し、多くの人はプロのマーケティングに騙されるので注意です。
新築や、とにかく広い、設備充実、庭、自慢できる立地、金利など
居住レベルを向上させる点はいくらでも挙げられますが、本当に必要でしょうか？
人の価値観ではなく、自分の価値観で判断しましょう。
難しいかもしれませんが、見栄を無くすことが重要です。
教え６：今日から未来の生活に備えよ
人はいつか必ず死にます。今日から将来に備えましょう。
貯財しておけば、もし働けなくなっても助かりますし、死んでも家族を守れます。
時間は誰でも平等です。ある意味、残酷かもしれませんが。
今なにもしないのは問題を先送りにしているだけです。
例えば、健康のための運動や、酒・タバコなどの悪習慣をやめましょう。
何かあった時はお互いに助け会えるように、家族や友人との人間を大切にしましょう。
お金を貯める・保険に入る以外にもやれることは沢山あります。
教え７：自分こそ最大の資本とせよ
富を生む最大の資本は自分自身です。
動いた者は富を手にしますが、動かない者は富を手に出来ません。
7つの考え方の中で最も重要です。
行動して自分自身に投資をしましょう。
1000万円を年利5％で運用しても50万円です。
一方で人間の生涯賃金は約2~3億円です。起業家は10億円とか稼ぎます。
投資だけでなく、起業等でも稼ぎましょう。
給与所得だけなく、事業所得も作るなどして稼ぎましょう。
コメント