こんにちは。
世間では副業解禁の会社が増加しつつあります。
多様な働きが出来るようになり自由度が広がるのは嬉しいですね。
しかし、見方を変えると「家族の時間」や「趣味の時間」を労働時間に取り換えるかどうかのトレードオフを考え、常に選択し続けなけばならないということです。
これから続く選択の毎日に対して、
どう選択するのがあなたのベストになるのか一緒に考えてみましょう。
スティーブ・ジョブズ最後の言葉「金より愛」
会社から副業するというように、ひたすら労働時間を増やし、ビジネスで成功するのは幸せなのでしょうか?
iphoneで有名なApple創業者のスティーブ・ジョブズを例に見てみましょう。
彼はビジネスで頑張り続けた結果、大成功し世界トップレベルの成功者になりました。
そんな彼の最期は後悔がなかったのでしょうか?
最後の言葉 「STEVE JOBS Last Words」です。
ビジネスで世界トップレベルの大成功しても、最後に感じたのは成功より愛だったのですね。
このことから、仕事とプライベートにはバランスが大切だと言えます。
では、バランスを取った時の最適な労働時間はどれぐらいなのでしょうか?
労働に充てる最適な時間
結論、最適な労働時間は目標とする生活レベルによります。
大概の人にとって、仕事の目的は生活のお金を稼ぐことです。
その付録で、仕事での自己実現で人生を充実させるということが出てきます。
最低限満足な生活費
当たり前ですが、お金が無いなら生活の為に稼がなければなりません。
あなたが最低限満足な生活を送るために必要な生活費はいくらでしょうか?
例として、35歳夫婦のパターンで想定してみましょう。
満足な生活費が月25万円だとすると年間300万でOKです。
とはいっても老後資金が必要だと思うので、必要な貯蓄額を計算しましょう。
老後のための貯蓄
65歳から85歳までを年金暮らしと過程すると、
月25万円を20万(貯蓄)+5万(年金)で補うので、
月20万(貯蓄)X12カ月X20年=4,800万円の貯蓄が必要です。
病気による治療費含めると、5,000万円あれば充分安泰です。
5,000万円を貯蓄するには、毎月何円貯蓄が必要でしょうか?
積立投資で35年間年利3%で運用する場合、月7万円が必要です。
以上より、毎月必要な手取りは月32万円になります。
・最低限満足な生活費:月25万
・老後資金の貯蓄:月7万円
・毎月の手取り:32万円
この夫婦の労働時間の上限値は、月32万円になります。
それ以上は、プライベートに充てた方が幸福になれるでしょう。
月32万円に満たないのであれば、届くまで副業すれば良いのです。
このように、求める生活レベルによって労働時間は変わるので、一度みなさんも計算してみて下さい。
まとめ
副業など選択の自由が広がる昨今、労働時間を増やし続けることは可能ですが、仮にビジネスで大成功を収めても幸せになるとは限りません。
幸せな最期を迎える為には、家族や大切な人達との時間が重要です。
労働時間とプライベートのバランスを取るためにも、自分が月に何円稼いだら最低限満足した生活が送られるのか計算してみましょう。
そうすれば、必要な額を稼げるだけの労働時間が見えるので、そこを上限にし、あとはプライベートを大事にしましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。
コメント