【タイムマネジメント】成功法則の１つ「計画力」

こんにちは。
皆さんは１日の仕事や予定に対して計画を立て行動しているでしょうか？
もし無駄な会議やメール、電話、頼まれ事など”浅い仕事”に時間が奪われている場合は、計画力が弱い可能性があります。
実質的な成果を生み出す”深い仕事”に時間を集中させることが出来れば、昇進やスキルアップが望めます。
今回は著書「残酷すぎる成功法則」から成功法則の１つである「計画力」について紹介します。

世界征服した歴史上最強のチンギス・ハンの「計画力」

チンギス・ハンはローマ人が400年かかって制服した土地より広大地域を、わずか25年で制服しました。しかも、10万人の遊牧民のみで。
彼はどんな最悪な状況下でも、反撃するだけはなく、自分の望むビジョンを描き計画を練りました。
彼がやみくもに問題対処していたら世界征服など遠い夢だったでしょう。

大半の人々は時間を割いて計画を練りません。
チンギス・ハン以外の草原部族も目の前に問題が起きてから反応していました。
起きた事象に反応だけしていたら、何も成し遂げることはできません。
自分がどうしたいか考え、計画を練りましょう。

ストレスを消す特効薬は「コントロール感」

反応だけしている状況は、メンタルにも不調を及ぼします。
状況で言えば、優先度の高い”深い仕事”がしたくても、”浅い仕事”に忙殺される日々がそうです。
「ヘルス・サイコロジー」に掲載された研究によると、コントロールできていないと感じる時、心臓発作の発症リスクが高まるそうです。

心理学者のロバート・エプスティンが30ヵ国の3000人を対象に調査したとところ、ストレスを減少させる最も効果的な方法は、計画を立てることだと分かりました。
前もってどんな障害があるのか予測し、克服法を考えておくと、状況をコントロールできていると感じます。これこそが、ものごとを成し遂げる秘策とされています。

では、どうやって計画を立てるのが最適なのでしょうか？

計画を立てるコツ4選

計画を立てる上でのコツを4つ紹介します。

計画を紙に書き留める

心理学者のロイ・バウマイスター氏によれば書くことは２つの利点があります。
・目標達成に役立つ
・リラックスすべき時に、脳がくよくよ考え続けるのを止める

完璧な計画を目指さず、失敗しても自分を許し、計画を手直しながら進めましょう。
自分を許すことで、気分が良くなり先延ばしも予防できるという研究結果もあります。

起床後2.5~4時間のゴールデンタイムに”深い仕事”をする

起床後の2.5~4時間は”黄金のとき”とも呼ばれ脳が最も活発に働く時間帯です。
6時起きの人は、朝8時30分～10時までが勝負です。
この時間を聖域に設定し、最も優先度の高い”深い仕事”を行いましょう。

作業タイムを数回設け、まとめて”浅い仕事”を処理する

”浅い仕事”を減らす効果的な対象方法は、まとめて処理することです。
絶えず受信ボックスを見るのではなく、１日にまとめてチェックし、メールを処理したりで、電話を返したり、あるいは書類の整理をします。
そして、この作業タイムが終わったら、メールの通知機能をオフにし、電話もサイレントモードにし、重要な仕事に戻ります。

この作業タイムを計画に組み込み、可能な限りコントロールし、少しでも”深い仕事”の時間増やすようにしましょう。

仕事の終わりに、明日の計画を立て締める

明日やるべきことを書き留めると、脳が落ち着き、リラックスできるようで、神経科学者のダニエル・J・レビティン氏は以下のように説明しています。

幸福になるためには、バランスが大事です。
スティーブ・ジョブズ氏の最期の言葉は「家族や大切な人との時間をもっと過ごせばよかった」でした。頭を切り替えてリラックスしましょう。

まとめ

成功の法則の１つ「計画力」について説明しました。
成果を出したり、やりたいことを成しとげる為には計画を立てることが重要です。
計画を立てれば、目標達成に役立つほか、コントロール感が得られるのでストレスも減ります。

計画を立てるコツは4つ。

計画が上手くいかなくても、自分を許しながら、少しずつ改良しながら、生活の質を高めていきましょう。

以上です。
ありがとうございました。