こんにちは。
今回はドラッガー名著集の「経営者の条件」を紹介します。
成果を上げるのに、カリスマ性は必要はありません。
ドラッガーは65年間、数多のCEO(最高経営責任者)をコンサルタントしてきましたが、彼らは性格、姿勢、価値観、強み、弱みすべてが千差万別でした。
しかし、成果を上げる者には共通する8つの習慣があったのです。
成果を上げる8つの習慣
では、8つ紹介します。
- なされるべきことを考える
- 組織のことを考える
- アクションプランをつくる
- 意思決定を行う
- コミュニケーションを行う
- 機会に焦点を合わせる
- 会議の生産性をあげる
- 「私は」ではなく「われわれは」を考える
今回はこの中から、習慣1と2について、考えていきます。
習慣1:なされるべきことを考える
自分が何がしたいではなく、最優先課題を考える。
これを考えなければ、いかに有能であろうと成果をあげることは出来ない。
なされるべきことを考えたら、優先順位をつける。
これをルールにしよう。
自分のやりたいことをやっているだけでは、成果はなかなか出ません。
ビジネスでも需要に合わせてサービスをしないと、お客はついてこないですもんね。
お金を稼ぐ(=成果をだす)ためには、需要に対してクリティカルに答えることが大切だということです。
習慣2:組織のことを考える
優先課題を2つか3つ決めたら、その中で自分が得意とする課題を選択し、集中しましょう。
残った課題は、組織の誰かに任せましょう。
組織・会社にとって良いことは成果をあげることです。
成果をあげるには、自分が得意なことに集中しなければなりません。
自分が得意とすることに集中する。
これは前にも紹介したエッセンシャル思考ですね。

投資は「集中よりも分散」ですが、ビジネスは「分散よりも集中」です。
得意に集中し、苦手は人に頼みましょう。
このことは、様々な成功本に共通して書かれていますが、成果を出す人は全員実践しているですね。
まとめ
ドラッガー名著集「経営者の条件」から、成果を出す人に共通する8つの習慣から、2つの習慣を紹介しました。
習慣1:なされるべきことを考える
習慣2:組織のことを考える
まとめると、成果を出す条件は以下です。
「課題の優先順位を決め、得意な課題を全力集中、あとは人に頼む」
以上です。
ありがとうございました。

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