こんにちは。
現代社会は、youtube、スマホなどの台頭で自制心を要することばかりですよね。
誘惑の多い日常では、意志力など簡単に使い果たしてしまいそうです。
目標達成には意志力は不可欠ですが、そんな意志力に限界があるのかについて、今回は書籍「スタンフォードの自分を変える教室」から紹介したいと思います。
意志力には限界があり、使えば減る
結論、意志力には限界があり、使えば使うほど減り続けます。
研究によれば、意志力が最も強いのは朝で、夜にはほとんど残っていなかったそうです。
ここで、フロリダ州立大学の心理学者ロイ・バウマイスターの実験を紹介しましょう。
バウマイスターの研究室が行った数々の実験やその他の研究チームの実験によって、「意志力は限られた資源である」という考えが指示されるようになりました。
従って、意志力は使うたびに減っていくので、自制心を発揮して続けていれば、いずれコントロールが効かなく恐れがありますが、どのように対処すれば良いのでしょうか?
意志力を維持する対策3選
意志力を維持するための対策を次の3つです。
詳しく見ていきましょう。
意志力が増減するタイミング知る
意志力が弱くなったり、復活したりするタイミングは人それぞれです。
自分の増減をするタイミングを知り、そのリズムに合わせた行動を選択しましょう。
空腹を防ぐ
人類史600万年間の殆どが狩猟時代だったので、脳は知識社会に進化が追い付いていません。
最重要機関の脳は常にエネルギーを貯めこもうとしており、エネルギーの指標である血糖値が減ると「飢えてしまう!」と判断してしまいます。
脳は、脳内エネルギーの減少を判断すると、まずは消費量最大の「自己コントロール」を削除します。狩猟時代では、空腹を我慢するより本能で食べ物を食べた方が生存確率が向上するので、欲望に従う方が良かったのです。
ですが、今は食に困らない知識社会です。
脳にエネルギーが不足すると誤った判断をしてしまうので、しっかりと食事をとりましょう。
また、小腹がすいた時のオススメは「ナッツ」です。
著書でも多くの心理学者や栄養士がを推奨しています。
疲れた時は甘い物が「自己コントロール」を回復させることが研究で分かっていますが、砂糖いっぱいのお菓子は血糖値の急激な増減引き起こすので、自己コントロールには逆効果です。理由は、血糖値が高いのにエネルギーが低いと、体と脳が糖分をきちんと消費できないからです。
最良の方法は、体に持久性のエネルギーを与えてくれる食べ物である「低血糖食」を摂取することなので、中でも糖分や脂肪や化学物質等の添加物が少ないナッツがベストになります。
意志力の限界値を上げる
意志力は筋肉のように鍛えることが可能です。
自分の目標に関係のある強化法で鍛えてみましょう。
過去の記事も参考にしてみて下さい。
意志力の限界は脳に騙されているだけという実験結果もあります。
ニューヨーク州立大学オールバニー校の学生実験では、学生に持ちバーションの実験を多数行い、学生の意志力が無くなりかけても、お金を渡したり、社会への貢献度を告げることで、自己コントロールが強化されました。さらに、困難な壁を乗り越えるうちに、学生たちは意志力の限界を超えられるようなりなったのです。
脳はエネルギー節約を心がけるので、意志力に余力があっても、早い段階でエネルギー消費が多い前頭前皮質の活動にブレーキをかける習性を持っています。
もう限界だと思っても、実は意志力には余力があるので、振り返ることで限界突破することが出来ます。
まとめ
今回は書籍「スタンフォードの自分を変える」より、意志力の限界その対策について紹介しました。
意志力には限界があり、使えば使うほど減少しますが、対策方法は3つあります。
きちんと食事をしながら、空腹にはナッツを食べ、1日の終わりには意志力ついて振り返ることをしてみましょう。
意志力は筋肉のように鍛えるほど強化されていくので、目標達成向け意識してみて下さい。
以上です。
ありがとうございました。
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