おはようございます。
今回は、橘玲氏が監訳する「残酷すぎる成功法則」から、成功に必要なマインドを1つ紹介します。
結論、成功に必要なマインドは自信よりも「自己肯定感」です。
その理由について詳細見ていきましょう。
自信と自己肯定感の違い
自信とは?自己肯定感とは?と問われた時、定義を明確に言えるでしょうか?
まずは、自信と自己肯定感の定義について見てみましょう。
この定義を見ると、
自信は「自分を信じている」という点に力強さを感じますが、信念が折れた時の代償が非常に大きい印象を受けます。
一方、自己肯定感は力強さは感じませんが、折れることのない万能的な印象です。
では次に、それぞれのメリット・デメリットについて見てみましょう。
自信があることのメリット・デメリット
自信には次のようなメリットがあります。
成功者やリーダに自信家が多い理由も頷けます。
自信があることは良いことですが、自信が過剰になると次のデメリットが発生します。
自信を高め続けると、最終的には人々から疎外されたり、自分を過信しすぎて失敗します。
自尊心に重きを置く人々は、現実を受け入れるより、自己の価値を証明するため、自分を偽ったり、有益な指摘も退けてしまいます。
そもそも、自尊心を高める過程においても、目標に届かないと自分を責めたり、上手くいかないと落ち込んだり、自分の有能さアピールしようと自分を偽り背伸びしたりと大変です。
自己肯定感のメリット・デメリット
自己肯定感は、自分を思いやることで生み出されます。
事実に目を向け、自分が完璧でないことを受け入れる時、どのようなメリットがあるのでしょうか。
自己肯定感のメリットは、自信のメリットとかなり近しいです。
こちらはリーダというよりは、信頼できる仲間という関係を構築できそうです。
では、デメリットはなんでしょう。
なし!?
・・・なんということでしょう。
自信の場合は、高め続けると様々な弊害がありましたが、自己肯定感の場合は、気分が良くなり成果が上がり、高慢になることもなければ、自己改善も怠らないと非の打ち所がありません。
失敗したときも、自尊心の時のように自分を責めることなく、自分を許すことに心を注ぎます。
許すと言っても、自分を受け入れた上で、課題改善には目を向けているので、成長に繋げます。
自己肯定感を高めるコツ
ここまで見た方は、自信の上位互換が自己肯定感だと理解されたと思います。
最後に、自己肯定感を高めるための4つのSTEPを紹介します。
失敗したり、目標に届かない時でも、自分を責めずに許しましょう。
そして、自分が力を発揮できる環境で、得意なことを磨き続け、その培った知識だったりスキルを、他の人のために使ってみましょう。
そうすれば、自然と自己肯定感は上がってくると思います。
以上です。
ありがとうございました。
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