こんにちは。
今回は、ドラッガー名著の「経営者の条件」から、成果を上げる習慣5選について紹介します。
世の中の大半は無能
肉体労働が多かった工業社会から、今は知識社会に変化しています。
会社は従業員に、プレゼンに調整、マーケティング、分析、自然科学を使った高度知識など、様々な要求をする場面は多いかと思います。
しかし、従業員の多くは天才ではありません。
何でも出来る天才は極わずかしかおらず、誰しも得意・不得意があります。
仕事内容の幅が広がり続けると、どこかで確実に不得意が顕在化し、成果が出ないと無能のレッテルが張られるのです。
ただし、凡人だとしても成果さえあげることが出来れば良いのです。
天才になる才能は不要です。
ドラッガーは、成果をあげるには人並みの能力があれば十分だと言います。
では、次に成果をあげるために身に着けておくべき習慣について見ていきましょう。
成果をあげる習慣5選
成果をあげる習慣5選
- 何に自分の時間がとられているかを知る。
→残されたわずかな時間を体系的に管理しよう。 - 外の世界(市場)に対する貢献に焦点を合わせる。
→「外の世界から期待されている成果は何か」からスタートし、仕事ではなく成果に精力を向けよう。 - 強みを基盤にする。
→自分、上司、同僚、部下、利用できる限りの強みを動員しよう。 - 1つのことに集中する
→最も重要なことに、時間・労力・資源を集中し、後の課題は任せよう。 - 成果を上げる意思決定をする。
→決定するには順番が大事。自分の意見と対立意見を照らし合わせ、決定により生じる未来を予測し、Yes/Noを決定する。
各習慣、簡単なようで難しいと思いますが、成果を出す人は意識して実践をしています。
それぞれの言葉の意味は奥深いですが、ざっくりまとめると、
「市場のニーズに対して、成果が上げられる行動を決定し、優先度が高い課題に対してのみ全集中しよう」というだと理解しました。
まずは意識するところから始めてみたら良いかもしれません。
以上です。
ありがとうございました。

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